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Practice of GD.findi

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第15回:自動機投入による省人化をはかろう!
~手作業による材料投入を考慮した作業者数の検討~

現在、ハードウェア・ソフトウェアがめまぐるしい発達を遂げており、それによって造るモノが高度化されています。
一方で、モノの造り方も高度化してきており、製造現場では最新の生産設備を導入するところも多いのではないでしょうか。
そこでは、従来、作業者の手を使って 1 つの工程を最初から最後までおこなっていたことを、その殆どを生産設備が受け持つ「自動機」の導入検討も進められていることでしょう。
自動機の導入によって得られるメリットは、高度なモノを速く正確に造ることですが、その先には作業者の省人化も期待できることが挙げられます。
今回は、自動機の導入によって省人化の効果がどれほど見込めるのかを、 GD.findi によって予測してみましょう。

1.モデルの確認
今回はサンプルプロジェクトを対象として、本テーマに取り組みます。
まずは、 [サンプルプロジェクト_問題解決のプロセス_スマートフォン製造ライン] を開きます。

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このままレンダリングをして結果を確認します。

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シミュレーション結果は、 1 日で 138 個の製品が生産されました。

2. 作業者割当の変更と自動機化
本モデルでは、加工1 ~ 組立3, 加工2 の作業工程には、それぞれ作業者が割り当てられています。

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この 5 人の作業者は同じチームに属しており、ここでは作業者 1 人ひとりが個別の作業を担当するよう設定されています。

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今回は同じチームの作業であればどの作業者でも担当が可能であると仮定し、割当を変更してみましょう。

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再度、レンダリングをおこなって結果を見ると、出来高には変化がないことが確認できます。

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ここで、今回のテーマとなる自動機を投入してみましょう。
今回、自動機化は加工1を行う設備とします。これを表現するため、まずは加工1の割当を解除します。
自動機のタイプによっては材料の供給は手作業で行うものもあるでしょう。
ここでは材料の供給を手作業で 5 秒行うものを考え、これを表現するツーリング・アクティビティを、加工1 のステーション・アクティビティに追加します
ツーリング・アクティビティは作業者の手によって、加工1を行うたびに供給を行うため、開始条件を “作業の開始”とし、割当を “作業班”、材料供給時間である 5 秒をツーリング・アクティビティの作業時間に設定します。

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この状態で生産能力はどれくらいになるのかレンダリング結果を確認しましょう。

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出来高に変化はありません。それもそのはずです。
手作業から自動機に置き換えたからといっても、その設備には元々作業者がずっと張り付いて作業を行える状態となっているため、加工1は材料さえ揃っていれば常に行える状態にあるのです。

3. 省人化
上記にあるように、加工1には常に作業者が張り付いているため、材料がない時は作業者の手が空いてしまい待機状態となってしまいます。そこでは無駄な時間が発生しており、削減可能な時間と言えるでしょう。
この時間を削減するには作業者の人数を減らすことが考えられます。
作業者は 5 人編成ではなく、 4 人や 3 人でも同程度の生産能力が出せれば充分です。

それでは、作業者の人数を減らしてみましょう。思い切って 5 人 → 2 人にしてみます。

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レンダリングすると、結果は以下のようになります。

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これを見ると、 2 人で作業を行っても出来高は 2 個しか減っていないことが分かりました。
つまり、同程度の生産能力を維持するには 2 人の作業者で充分と言えます。
※ 余裕があれば、 138 個の生産を達成するには 3 人で充分であることも確認してみてください。

このように、設備の自動機化によって、作業者の人数の編成まで検討することができました。
実際のラインでは 1 人の作業者が担当する作業の優先順位や、作業実施の条件があります。
それらをモデルに組み込むことで、より詳細な動作を表現し、具体的な検討を行うことも可能です。
是非、お役立てください。

なお、 GD.findi に関する詳細は下記ヘルプページをご覧いただくか、 GD.findi サポートまでお問い合わせください。

ヘルプページ:https://www.gdfindi.com/ja/support/help/
サポートメールアドレス:gdfindi_support@lexer.co.jp

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