当社技術が目指す価値

知を生み出すメカニズムの民主化​

創造的、構築的なデザインを推進する手段を民主化して普及させることで、人々の社会活動に新たな意義を与えます。



  • 「バーチャル」を通じた、拡大する多様な世界の認識・理解の支援
  • 選択可能な未来の予測による仮説検証、システム・デザイン、意思決定の支援
  • 人々の積み上げてきた経験値をコラボレーションを通じて共創する活動の支援


 ICTやネットワーキング技術は、本来、蒸気機関による産業革命がもたらしたような社会変革の潜在力を持っていますが、現状は、データ蓄積やデータ交換、また、計算処理のようなレベルに留まっています。ICTは「知を生み出すメカニズム」の中核の技術です。
当社は、これからの時代、ICTがビジネス活動や人間社会に本当の変革をもたらすものと確信しています。





プロセス・マネジメントのイノベーション​

フィジカル層の物理行動(モノ、ヒトの振る舞い)と業務プロセスをビジネス世界の全体構造として統合化。現場でのイレギュラーの取りこぼしに対応します。
業務活動の足元である現場では「活動」が非定常(動的)で、モノの流れやヒトの動き、組織の振る舞いを予測することが難しいために、従来のITや業務管理ではこの変動要素を「取りこぼし」ています。この「とりこぼし」がCO2排出量算定における1次データ取得を困難にしたり、DXで組織連携を最適化しようとする際の阻害要因になっています。そこで物理行動を含めた現場活動をバーチャル化する技術を活用したサイバーフィジカルを通じて「活動」を掌握することで、CO2排出量を自動算定するスマートGHGシステムや、異種組織の統合運用を最適制御する手法、プラットフォームの普及を進めています。



現場業務での非定常な振る舞いをバーチャル化することを進め、従来、ITが「取りこぼし」ていた要素をカバーして、現場業務の「活動」を最適化します。







レクサーが追求するテクノロジー​

以下の技術に基づいた多様なアプリケーションを通じて、変動の時代へ向けた業務革新を推進するプラットフォームを提供します。

独自のデータモデル/ データモデル ‘FINDI’

業務プロセス/ファシリティ能力・レイアウト/運営リソース等の異種要素をモジュラー構造で構成し、異種活動が持つ指針や条件を統合するフレームワークを提供する。多様な業務をシームレスにカバーし、モジュール組み替えで業務環境の変動に柔軟に対応。


Cyber Physical System/異種接続最適化

CPSとして異種活動をサイバー層で最適に接続する技術。速く安い計算機能力を最大限に活用し、多重化シミュ―レションによる多様な解空間を演繹的に自動生成。生産性向上、在庫削減、納期対応、CO2排出量最小などの相反する要素を Bird Viewで俯瞰視して多目的に対応した最適解を導出。機械学習や深層学習で対応が難しい非定常な業務領域を支援。

経験値/対話とナレッジ集積

クラウド上でユーザがイテレーション(反復活動)を行う環境を通じてHIL(Human in the Loop)を構成するとともに 、そこから生み出される経験値をナレッジDB化。データモデルや最適化メソッドの類型としてライブラリ化し、再生・再利用できる仕組み。





バーチャルが生み出す価値創造​

狙い/経営と現場活動を接続してDX化を成功させ、事業革新を支援

経営の問題の一つに、状態が把握できず、管理が難しい現場に運営を任せっきり(丸投げ)となっており、経営と現場が乖離している現状がある。
多品種少量生産への対応や受注の変動、また、市場構造の変化やサプライチェーン途絶等に対応して柔軟かつ、クイックに組織全体の運営を変化させ、戦略的な業務改革を推進するためには、現場のマネジメント強化が必須。
一方、現場では受注状況、製品仕様や設備制約等に対応した柔軟でフレキシブルな運用(非定常な活動)が必要になっており、現場の属人的ノウハウに依存しているが、量的にも能力的にも限界がある。また、カイゼン活動等は必要であるが手戻りであり、失敗コスト。これらを戦略的に対応できるDXがキーポイント。
ところが、従来のERP等のITでは非定常活動を「取りこぼし」ており、業務革新へ向けては無視できないレベルになっているため、これをレクサーHDMでカバーして、経営と現場を繋ぐ。



意義と価値/従来のITで対応しない、構築的で統合的なDXを推進

①(潜在力最大)実現できる合理的な理想像を示して実行の推進力を高める
②(失敗コスト)事前に発生する問題を予測して対策して失敗コストやムダを撲滅
③(全体最適)組織毎に目的が異なる異種業務を統合して動的に全体を最適化


 

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