PURPOSE 存在意義

先見力を与える​テクノロジーで​人々の未来を拓く​

当社は設立以来、ビジネス活動や人間社会のあるべき姿を実現するための活動を進めています。ここでは、 「人の創造活動を支援する」ために、思考や行動、また、システムをデザインするテクノロジの開発と普及を進めています。






Value 価値観

知を生み出すメカニズムの民主化​

創造的、構築的なデザインを推進する手段を民主化して普及させることで、人々の社会活動に新たな意義を与えます。

  • 能力の拡張

    「バーチャル」を通じた、拡大する多様な世界の認識・理解の加速
  • 未来を創造

    選択可能な未来の予測による仮説検証、システム・デザイン、意思決定の支援
  • 知見の共創

    人々の積み上げてきた経験値をコラボレーションを通じて共創する活動の推進

ICTやネットワーキング技術は、本来、蒸気機関による産業革命がもたらしたような社会変革の潜在力を持っていますが、現状は、データ蓄積やデータ交換、また、計算処理のようなレベルに留まっています。ICTは「知を生み出すメカニズム」の中核の技術です。当社は、これからの時代、ICTがビジネス活動や人間社会に本当の変革をもたらすものと確信しています。










社長挨拶

​人々の創造活動を支援する​​

 当社は設立以来、「人の創造活動を支援する」という独自の視点で研究開発と製品、サービスのご提供を進めて参りました。設立以前には大学、製造企業での研究で認識技術、人工知能や自動化技術の研究を行っておりましたが、ビジネス活動や人間社会のあるべき姿の思索を通じて、「テクノロジによる効率化や人的活動の代替は科学技術の本質ではない」という考えに至りました。
それよりも、人としての意義ある活動に焦点を当てて、それらを加速させるとともに、新たな発想、着想を生み出し、創造性を開花させるテクノロジを実現することこそ、我々が目指すことであるという想いを強く抱きました。
そのためには「指向する方向」と「実現性」を明確に示すことができるテクノロジが必要です。さらに、これらをビジネス領域におけるイノベーションを起こすメカニズムとして普及させることが責務であると考え、当社を設立いたしました。

当社では、単に機能開発、プロダクト提供に留まらず、協働活動、コンサルティング活動を通じて各業界、各社様での本質的な価値を探究し、それらをビジネス・プロセスにおける価値生成システムとして実現する活動を行っています。
 ICTの活用が声高に叫ばれて久しいですが、現状はまだまだ、演算、データ蓄積、データ交換などのプリミティブな運用に留まっております。ネットワーキングが潜在的に持つ可能性の活用は、まさに今からです。テクノロジを高度に活用し、圧倒的なパワーを得た人々による創造的活動の時代が始まります。
 我々の社会、それを構成する人々は多様で深淵、かつ、複雑かつ輻輳した想いに満ちています。レクサー・リサーチが提供するメカニズムを介して、「あるべき将来姿」を描き、共有し、それに対する推進力を少しでも生み出すことを通じて、社会の醸成に貢献したいと願っております。



代表取締役CEO 中村 昌弘




シンボル・マークについて​

 このシンボル・マークは、LEXERの考える「あるべき姿」についての概念を著そうとするものです。
 本来、物事や事象は多様な意味を内包しています。確定的で絶対的な意味など、存在しえません。その意味を確定するのは視点であり、状況であり、文脈であり、目的であり、経験的な背景であり、そして積極的な関わりの意思、なのです。

 「存在」とは決して切り出された表象ではなく、多様性を内包するとともに、その内包された意味を展開させるための関係性を与えることによって、はじめて垣間見て、展開し、紐解くことができる、極めて関係的かつ、動的なものなのです。つまり、表現との関わりの場においての動き、対話、揺れ、脈動、揺動のなかで、意味的な価値が発生するのです。
 そしてこのシンボルは、このような多様性を持つ意味フレームと、これらに対する関係性の「場」の在り方を追求する概念と意思を著そうとしています。

テクノロジの意義とは、単に高付加価値サービスや利便性を提供することだけでなく、自らが自らを表現することを通じて、社会人が社会に関係する自らの自己認識、存在意義を明らかにして、主体たる「個」が相互理解のうえで能動的に活動できる社会環境を醸成してゆくことであると考えています。







社名「LEXER」の由来​

 LEXERの語源は「lexicon」。すなわち、ラテン語で「概念に与える枠組み」です。「意味、法規、規範」の意であり、世界観念を構成するひとつひとつの言葉を納める器としての『辞書』を著します。
 『辞書』とは、我々の思考を構成する「言葉」を定義し、納めるものです。我々人類は進化の中で自然言語(話し言葉、書き言葉)、非自然言語(身振りや表情などの身体言語)の拡大を積み重ねてきました。身振り、手振り、しぐさ、目つきも重要な「言葉」なのです。しかし、物理世界で生きてきた人類が今まさに直面しようとするサイバー世界では、従来の言葉だけでは十分な表現を行えないだけでなく、サイバー世界における新たな「言葉」が求められます。
 人類は進化の中で、(今は失われてしまったテレパシーを含めた)六感による言葉から、語り言葉、記号、そして書き言葉、さらにはプログラム・コードや業務指示書などの論理的命令システムへと『言葉』を拡張してきたように、サイバー世界においての新たな言葉が求められ、積み上げられていきます。このような新たな言葉の拡張により、人類は「知」を創り上げ、進化を続けるのです。
 LEXERは、人類の思考を構成する「言葉」を受け止める『新たな辞書』を創り上げることを目指しています。LEXERの本質はその名のとおり、「辞書」として、概念・観念に対して工学的に意味フレームを与えることであり、そしてその実現のために、テクノロジに支えられた機構により、「言葉」の新たな概念表現体系を構築することです。



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